マンガ・アニメ

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ラブコメ漫画の金字塔「めぞん一刻」②  苦労人・五代裕作の優しさ

「めぞん一刻」の主人公・五代裕作は優柔不断で世渡り下手である。だが、五代君は自分のことよりも他人を思いやる優しさを持っている。バイト先での子ども達との別離ほか、人柄が窺えるシーンを紹介する。
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「めぞん一刻」音無老人 「線は、僕を描く」篠田湖山 ~漫画史に残る好々爺~

「めぞん一刻」の音無老人と「線は、僕を描く」の篠田湖山。ふたりは漫画界随一の人格者にして、悠揚迫らぬ物腰はまさに好々爺然としている。豊かな人生経験に裏打ちされた箴言が、人々を優しく包み込む。
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フランダースの犬「ネロとパトラッシュ」 死すら分かつことなき永遠の絆

「フランダースの犬」は不朽の名作アニメである。悲劇的な結末に目がいくが、本当にそうなのか。少年と老犬の死をも共有する永遠の絆。天使が舞い降り、家族の待つ天国へ旅立つ姿に、別の思いが込み上げた。
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「闇に降り立った天才」赤木しげるの名言・名場面⑯
鷲巣編part1『鷲巣麻雀の深淵』

昭和40年、若者が怪死する事件が起こった。その犯人こそ日本の支配者・鷲巣巌だった。鷲巣を狩るため、悪徳刑事・安岡らと勝負に挑むアカギ。ただし、鷲巣麻雀と呼ばれる特異なルールでの戦いとなった。
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「マスターキートン」~人生の達人が紡ぐ大人の寓話~⑭ 『バラの館』

本作は人を信じる難しさを描いている。使用人が夫を殺害のうえ逃走し、命を狙われる未亡人。その護衛をキートンと旧知の私立探偵チャーリーが担う。だが、キートンの慧眼により事件は意外な結末を迎えた。
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“下の中”男子とJCギャルの物語「わざと見せてる?加茂井さん。」レビュー

本作はスクールカースト“下の中男子”須藤靖幸と“最上位ギャル”加茂井由紀のラブコメディである。特に水と油の関係の加茂井由紀と委員長・大原佳代子が心通じ合う場面は、鮮やかに10代の心情を描いた。
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「孤独と自由を愛する旅人」スナフキンの名言

トーベ・ヤンソン原作「ムーミン」。本作には多種多様な生き物が登場するが、中でもスナフキンは印象深い。孤独と自由を愛し世界中を旅するスナフキンは、ムーミンの良き友として数々の名言・至言を残した。
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野球漫画の金字塔「キャプテン」~谷口タカオ その白球にかける思い~③

地区予選で決勝進出を果たす墨谷二中。その陰で、レギュラーの座をイガラシに奪われた丸井は退部を決意する。一方、青葉との決勝を前に猛特訓を課す谷口に反発する部員達は、キャプテンの真意を知り涙した。
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ラブコメ漫画の金字塔「めぞん一刻」 四谷さん~作品を彩る怪人~

ラブコメ漫画の金字塔「めぞん一刻」。個性豊かな脇役陣も魅力的な作品だ。中でも個人的にお気に入りなのが、奇人変人・四谷さんである。職業不明・年齢不詳の謎多き怪人の生態に、逸話とともに肉薄する。
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終わりなき戦禍の傷跡「かつて神だった獣たちへ」レビュー

かつて、人智を超えた力で戦争を和平へと導いた擬神兵。やがて、神と呼ばれた彼らは獣へと墜ちていく。そんな擬神兵を抹殺する“獣狩り”。それは元擬神兵部隊長のハンクだった。獣達の悲しい叫びが残響する。
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