ハック・フィン

マンガ・アニメ

ラブコメ漫画の金字塔「めぞん一刻」②  苦労人・五代裕作の優しさ

「めぞん一刻」の主人公・五代裕作は優柔不断で世渡り下手である。だが、五代君は自分のことよりも他人を思いやる優しさを持っている。バイト先での子ども達との別離ほか、人柄が窺えるシーンを紹介する。
マンガ・アニメ

「めぞん一刻」音無老人 「線は、僕を描く」篠田湖山 ~漫画史に残る好々爺~

「めぞん一刻」の音無老人と「線は、僕を描く」の篠田湖山。ふたりは漫画界随一の人格者にして、悠揚迫らぬ物腰はまさに好々爺然としている。豊かな人生経験に裏打ちされた箴言が、人々を優しく包み込む。
マンガ・アニメ

フランダースの犬「ネロとパトラッシュ」 死すら分かつことなき永遠の絆

「フランダースの犬」は不朽の名作アニメである。悲劇的な結末に目がいくが、本当にそうなのか。少年と老犬の死をも共有する永遠の絆。天使が舞い降り、家族の待つ天国へ旅立つ姿に、別の思いが込み上げた。
ノンフィクション

「ウェザーニュース解説員」山口剛央 ~気象予報士“ぐっさん”の矜持~

気象情報番組「ウェザーニュースLiVE」解説員・山口剛央は視聴者から“ぐっさん”と呼ばれ、ダンゴムシ事件で名を馳せた。だが、ひとたび地震災害が起こると、プロフェッショナルとしての顔を覗かせる。
ノンフィクション

「ウェザーニュースLiVE」切り抜き動画 ~笑顔とともにお天気を!~

「ウェザーニュースLiVE」はネット配信の気象情報番組で、切り抜き動画「ダンゴムシ事件」は再生回数1000万超えを果たした。特に、山口解説員と大島キャスターの掛け合いは見ているだけで癒される。
ノンフィクション

ヒューマングルメンタリー オモウマい店「ごはん一筋60年の米仙人」

「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」には名物店主が多数登場する。中でも“米仙人”松嶋孟は、ごはん一筋60年の匠である。93歳になる仙人の言葉は職人の矜持にあふれ、心に響く人生訓であった。
映画

涙あり 笑いあり 感動あり「バジュランギおじさんと、小さな迷子」レビュー

本作は涙あり、笑いあり、そして政治的・宗教的問題も盛り込んだ名作である。底抜けにお人好しでバカ正直の主人公バジュランギおじさんと、声は出せぬが愛くるしい6歳の少女の心温まる冒険が幕を開ける。
マンガ・アニメ

「闇に降り立った天才」赤木しげるの名言・名場面⑯
鷲巣編part1『鷲巣麻雀の深淵』

昭和40年、若者が怪死する事件が起こった。その犯人こそ日本の支配者・鷲巣巌だった。鷲巣を狩るため、悪徳刑事・安岡らと勝負に挑むアカギ。ただし、鷲巣麻雀と呼ばれる特異なルールでの戦いとなった。
マンガ・アニメ

「マスターキートン」~人生の達人が紡ぐ大人の寓話~⑭ 『バラの館』

本作は人を信じる難しさを描いている。使用人が夫を殺害のうえ逃走し、命を狙われる未亡人。その護衛をキートンと旧知の私立探偵チャーリーが担う。だが、キートンの慧眼により事件は意外な結末を迎えた。
マンガ・アニメ

“下の中”男子とJCギャルの物語「わざと見せてる?加茂井さん。」レビュー

本作はスクールカースト“下の中男子”須藤靖幸と“最上位ギャル”加茂井由紀のラブコメディである。特に水と油の関係の加茂井由紀と委員長・大原佳代子が心通じ合う場面は、鮮やかに10代の心情を描いた。
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